彼の人生はその類まれなる才能に恵まれ、そして多くの人から愛されながらも、常にコンプレックスと孤独感に苦悩する、そんなイメージ。
最近再ブレイクした安室奈美恵という日本のアーティスト。身内の不幸な死や離婚、そして歌手としての存在意義の喪失という大きな困難を乗り越えながらも見事に本物になって復活を遂げた彼女。
彼女が今多くの支持を受けているのは、単にマスメディアが創り出す商業戦略イメージによるものだけではなく、彼女の勇敢で誠実な人生そのものがその人気を支えているということが、フェイクを創り出す機械を通してなお強く感じることが出来るのが不思議だ。
その人のことなんてその人にしかわからない。
「幸せ」という言葉は物事の本質を隠し、人を盲目にする言葉。
生きるということは本当に大変なこと。
しかしだからこそ人と心の奥底の深いところで語り、そして理解し合うことができた時は、SEXのそれなんとかとは比にならないほどの喜びを感じることが出来る。
私は少なくとも彼がその喜びを知ってから逝ったことを心から願う。
100年にひとりの天才の死に合掌。
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