早速“you tube”でその放送の様子を見て見ました。
→http://www.youtube.com/watch?v=cFTY8Sz-E4A&feature=related
私が知っているのは中2の夏ぐらいまでの変声期前の彼。そして番組で歌うその声は変声期真っ只中の声でした。彼の歌をちゃんと聴いたことは無く、初めて聴くその歌声に微笑ましくなってしまいました。
確かにセンスは抜群に良い。ただ心配なのはプロとしてやっていくということにそれ相応の覚悟があるのかどうか。
現職のときは毎年必ず数人の生徒が音楽の道を選びたいと相談に来ていました。しかし私がそこで彼らに言うことは、どれだけ音楽で食べていくことが大変なことかということ。たとえ実力があっても食べていけない人が山ほどいる世界。それでもいいからと言って最終的に音楽の道を選択する生徒はほんの一握りです。ましてや商業音楽の世界はある意味やくざの世界。金儲けできて何ぼの世界では、売れているうちは散々こき使われ、売れなくなったら捨てられる厳しい世界。私の大学の同級生や先輩にも何人か商業音楽の世界で活躍している人がいますが、その現実は、世間が思う華やかな世界とはかなりかけ離れた厳しい世界だと聞きます。若くしてその世界に入ってそのまま成功している人となれば更にごくわずかです。
なんだか若者の夢に水を差すような話ですが、しかしこのことはきちんと理解して覚悟せねばならないこと。you tubeで聴いた彼の歌はセンスは良いけど技術的にはまだまだプロとしては通用しないレベル。そして何よりもマスメディアによって世間に顔や名前が認知されることによって様々な弊害が起こる可能性もきちんと知っておかなければならないのです。ネットによる誹謗中傷に心を痛めることもあるだろうし、自分のプライベートが制限させることも増えてくる。周りの大人は無責任に傍喜びするだけでなく、これらのことを十分に本人に伝えてあげて欲しいと強く希望します。
しかしその上で夢を追うのであればそれは本人の決めること。精一杯応援してあげるべきでしょう。私も微力ながら精一杯応援させてもらえればと思います。
がんばれよ!うっしー!
P.S とりあえず音程だけは相変わらずひどいので、やるならきちんとソルフェージュのレッスンを受けるよう、誰か本人に伝えてあげてください。
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