その合唱祭は、帰宅した今なお感動冷めやらぬぐらい素晴らしいもので、本番中には途中幾度と無く涙がこぼれ落ちるのをこらえていました。
全クラス、無理の無い発声とセンス良い音程・ハーモニー感覚で、普段の音楽の授業がしっかりと行われていることがうかがえるレベルの高い演奏。それに加え、3年生は一生懸命何かを伝えようとしていることが強く伝わってきて、本当に素晴らしい演奏でした。
ここまでは涙をこらえていたものの、障害児クラスの理屈ではない、ストレートで恥じらいも無く心から喜びを歌うその歌声にはついに涙が止まらなくなり、そこからはもう感情を抑えることが出来なくなりました。
ダメ押しは最後に披露された全国レヴェルの合唱部と吹奏楽部の演奏。良く見る作られた不自然な表情と表現ではなく、本当に歌う喜びを体全てで表現する合唱部にはすぐさまノックアウト!また涙腺がコントロールできなくなり、そして最後の吹奏楽部の演奏はさすが全国の頂点に立ったバンドの超中学生級の演奏に圧倒され、興奮はマックスになったところで演奏会は終了しました。
もう日本の中学生の最高レヴェルが結集したのではないかと思われるほどレヴェルの高い演奏会に今日は大満足でした。そしてここで指導するのかと考えると、更に気の引き締まる思いになりました。
今日は演奏だけでなく、生徒の素行にも感心しっぱなしでした。その会で先生が動くのはあくまで裏方としてのフォロー役。司会進行や運営が基本的に全て生徒で行われていました。途中昼食休憩がとられ、生徒もホワイエなどでクラスごとに昼食をとっていましたが、そこに担任の姿は無く、生徒のリーダーが食べる場所やマナー等の指導をきちんとし、皆行儀良く食べていました。その中を私が通ろうとすると、一人の生徒が「おい、そこ人が通るからどけろ」と言ってクラスの生徒に呼びかけ、生徒はすぐに通り道を作ってくれました。演奏会のマナーも極めて良く、そして何よりも自分たちで演奏会を盛り上げ、終了後の拍手や声援が本当に思いやりのあるもので、生徒が自ら作り上げている感で一杯の温かく素晴らしい演奏会でした。
来週からいよいよ引継ぎもかねて授業に参加することになっています。今日素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた生徒たちがどんな子達なのか、今から彼らとの出会いが楽しみです!
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